特定非営利活動法人
慢性疾患診療支援システム システム研究会
Association for Research in Supporting System of Chronic Diseases

 

20120314

ラタノプロスト点眼からデュオトラバ点眼への
          切り替え効果の前向き比較研究


慢性疾患である緑内障の診療に寄与するために、2010年11月から約1年にわたり、緑内障患者における配合点眼液の有効性と安全性について、プロスタグランジン製剤単剤からの切り替えによる調査・研究を行いました。

緑内障治療では多くの場合、プロスタグランジン製剤(ラタノプロスト、トラボプロスト等)が第1選択薬として使用され、眼圧下降効果が不十分と判断された場合は2剤目を併用するのが 一般的ですが、点眼回数の増加に伴い、コンプライアンスの悪化が懸念されています。海外では既にプロスタグランジン製剤とβ遮断薬の配合点眼液が発売されておりましたが、わが国では2010年にようやく2製剤が承認され、その有効性・安全性・利便性が期待されておりますが、日本人を対象とした検討は十分されておりませんでした。
そこで今回日本人緑内障患者を対象として前向きの切り替え研究を行いました。今回の検討では日本人緑内障患者における配合剤の有用性や安全性について今後の治療の重要な指標となる信頼性の高い結果をもたらしました。詳細については以下のリンク先のデータをご覧ください。


本研究により、日本人における配合点眼液の有効性と安全性が実証されましたので、ご報告いたします。


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