20120628
「どこでもMY病院山梨大会」開催のご案内
昨今、高齢社会の到来、医療の高度化に伴い、医師不足は顕著となり特に地方においては医療の荒廃が進行する大変憂える状況になっております。また医療費を含む社会福祉に要する費用の高騰は国の財政を圧迫し、その解決は喫緊の課題となっております。一方、情報化社会の進展は眼を見張るものがあり、この進歩を医療へ活用することの必要性が広く議論されております。国においてもこのような状況を鑑み、IT技術の健康分野への活用を念頭に国民各人が自己の健康管理を行う“どこでもMY病院”の推進に邁進しており、本年は糖尿病をその主要な対象疾患として、糖尿病発症の予防、進行の抑制を目途とした取り組みを進めているところであります。しかしながらこのような“どこでもMY病院”への取り組みは、いまだ広く理解されているとは言えません。
私どもも国民皆が健康で長寿を全うできる社会を実現するために、情報通信技術を活用することを推進しており、すでに2005年から山梨大学が中心となり全国31ヶ所の医療機関、日常の診療でも活用を開始しております。この取り組みは国の施策と合致しており今後さらにこの体制の拡充強化を図りたいと考えているところであります。
今回私どもはIT技術を活用し適正な費用で国民が健康を維持する体制を目指した“どこでもMY病院”を広く県民に周知するために別紙の内容で“どこでもMY病院山梨大会”を開催することといたしました。
どこでもMY病院山梨大会 大会長
山梨大学医学部第三内科 教授 小林 哲郎
記
会 期:平成24年9月9日(日)13:00~17:00
受付開始時間12:00~
会 場:かいてらす(山梨県地場産業センター) http://www.kaiterasu.jp
〒400-0807山梨県甲府市東光寺3丁目13-25
大会参加費:無料 (大会後懇親会:3,000円)
大会長:小林 哲郎(山梨大学医学部第3内科教授)
実行委員長:志村 浩己(山梨大学医学部環境内科学 准教授)
主催:NPO法人山梨糖尿病研究会
共催:NPO法人慢性疾患診療支援システム研究会
後援団体:
山梨県・山梨県医師会・山梨県歯科医師会・山梨県薬剤師会・山梨県病院薬剤師会・山梨県看護協会・山梨県栄養士会・山梨県糖尿病療養指導士育成会・山梨県糖尿病対策推進会議・山梨大学・山梨県立中央病院・市立甲府病院・山梨日日新聞社・山梨放送・NHK甲府放送局・テレビ山梨
プログラム
テーマ:地域で支える新しい糖尿病対策を、私たちのやまなしから
基調講演1.
IT戦略における医療情報化の検討、及びどこでもMY病院の概要について
内閣府 参事官 有倉 陽司
基調講演2.
どこでもMY病院における糖尿病活用の意義とその利活用
前慈恵医科大学教授、どこでもMY病院糖尿病部会会長 田嶼尚子
基調講演3.
今後の医療におけるどこでもMY病院の在り方
東京医科歯科大学教授 田中博
シンポジウム 15:10~
どこでもMY病院における糖尿病患者の管理
司会:山梨大学医学部 小林哲郎、志村浩己
シンポジスト:
内閣府参事官 有倉陽司先生
前慈恵医科大学教授 田嶼尚子先生
東京医科歯科大学教授 田中博先生
東金病院院長 平井愛山先生
日本歯科医師会理事 佐藤保先生
懇親会 17:00~
2階 レストラン「ワインクラブ」にて
懇親会費 3,000円(要事前申込み)
(以上敬称略)
リンク:
どこでもMY病院山梨大会チラシ
NPO法人山梨糖尿病研究会
<お申込み・ご連絡先>
どこでもMY病院山梨大会事務局
電子メール: info@manseisien.jp
電話:055-273-1111(内)6161(平日9:00~16:00)
お申込み締め切り:平成24年8月20日(月)